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はじめに

この冊子について

この冊子は,記念祭における会計の業務について解説します。 この冊子を呼んで疑問に思う箇所が少しでもあれば,すぐに会計班へ質問してください。

また,この会計Bookは,幹部と文化的が参加するTeamsのチーム上でも配信する予定です。

更新履歴

日付 バージョン 変更内容

2022/10/09

v0.0

執筆開始

2022/04/06

v0.5

細かい修正

2022/04/13

v0.7

修正

2023/04/18

v1.0

完成

1. 記念祭の会計について

この章について
記念祭に関して会計班から団体に配布するお金には、大きく分けて二種類あります。一つ目は「配布金」、もう一つは「食物仕入金」。このそれぞれについて説明します。また、各クラスの文化的や部活動の会計担当が集まる「○○会」についてもまとめました。最後に、今年度の予定を記載してあります。

1.1. お金について

記念祭の予算には「配布金」と「食物仕入金」があります。このそれぞれについて説明します。

1.1.1. 配布金とは

各団体が、記念祭に必要なものを購入するために使用できるお金です。自治会費(生徒の家庭から集めたお金)より支出されています。1,000円単位で配布されます。 詳しくは,2. 配布金についてを参照してください。

1.1.2. 食物仕入金とは

食物の販売を行う団体が、自治会費から借りるお金のことです。この借りたお金を使って、販売する商品を購入します。借りているお金であるため、返済しなければなりません。昨年度の団体別借入額は下の通りです。

表 1. 74回記念祭(2022年)の模擬団体の実績
団体 販売品目 販売単価 販売個数 売上 仕入額 寄付 借り入れ額

4C

どらやき

200

600

120000

102000

18000

102000

4D

ドーナツ

150

600

90000

70800

19200

71000

5A

フィナンシェ

150

640

96000

90720

5280

91000

5C

スフレ

150

600

90000

68700

21300

69000

後期バド

サブレ

100

420

42000

42000

0

42000

自治会役員会

ラムネ

100

390

39000

35802

3198

36000

茶道部

和菓子・お抹茶

350

56

19600

19140

460

20000

総計

-

-

-

496600

429162

67438

431000

1.2. 説明会について

ここでは、記念祭の会計班が主催する説明会等について説明します。各団体の会計担当は必ず出席してください。(どうしても出席が難しい場合は代理を立てても構いませんが、情報を必ず伝えるようにしてください)

1.2.1. 会計セミナー

各団体の会計担当に記念祭の会計について説明したり、注意事項や提出書類の記入方法などについて説明します。
なお、自治会が主催する 会計会 は、 会計セミナー とは違う別のものです。間違えないようにしてください。会計会の主な対象者は、部活動や委員会の会計担当です。

持ち物

  • 筆記用具

  • 会計Book(初回配布,この冊子)

1.2.2. 打ち込み会

各団体が購入したものを、各団体の会計担当者がパソコン室で入力する会です。詳しくは、 2.3.1 打ち込み会 を参照してください。

1.2.3. 精算会

パソコンに入力したデータと、購入したときのレシートの内容が完全に一致しているか確認します。また、手元に残っているお金と、使用したお金を合計した額が配布額と一致するかどうかも確認します。ここでミスが発覚すると、団体負担となることがあります。

1.3. 今後の予定

以下の表のとおりです。

表 2. 今後の予定
日付 種類 対象者 内容 場所

4/18

会計セミナー

全団体の会計担当者

会計Bookの配布・簡単な説明

402

5/09

会計セミナー

全団体の会計担当者

配布金について

PC1

6/13

会計セミナー

全団体の会計担当者

レシート・精算について

PC1

6/20

一時予算配布

全団体の会計担当者

担当の先生方へ配布 [1]

-

7/11ごろ

二次予算希望調査

全団体の会計担当者

  • 一次予算で購入したもの

  • 今後購入予定のもの をExcelに入力

  • 二次予算の申請

PC1

7/18

二次予算配布

全団体の会計担当者

担当の先生方へ配布[1]

-

9/11~

精算

全団体の会計担当者

精算を行います

PC1

2. 配布金について

この章について
ここでは、各団体がものを購入するときに使用する「配布金」について説明します。後期生は、「負担金」という制度もあります。記念祭で使用する物品は「配布金」または「負担金」から支出することになります。
表 3. 配布金に関する今後の予定
時期 内容 説明

6/20ごろ

一次予算配布

各団体に、お金が配布されます。

購入

記念祭で使用するものを、そのお金で購入することができます。
注意事項をしっかり理解したうえで、購入するようにしてください

7/11~7/18ごろ

二次予算の調整・配布

一次予算で使用した額や団体の希望をもとに、二次予算の調整・配布を行います。

購入

同上

記念祭後

精算

配布金を使って購入したものを確認し、残ったお金を回収します。

2.1. お金の受け取り

今年度は一次予算と二次予算の2回に分けて配布金を配布することになりました。

2.1.1. 一次予算について

すべての団体に、団体の種類ごとに一定の額を配布します。昨年度までは、配布金希望調査を行い、それをもとに各団体の配布額を決定していましたが、下記の理由により今年度から配布金希望調査を廃止します。

  • 配布金希望調査を行う時期(6月ごろ)に、具体的な購入品目が決定することが難しい。

  • そのため、申請した金額が実際に使用したい金額よりもとても少ない、またはとても多い、という団体がいくつもあった。

配布額は下の表のとおりです。一次予算は6月頃に配布予定です。

表 4. 75回記念祭(2023)での配布金配布額
団体 団体の単位 一団体当たりの配布額 補足

1・2年

学年

48,000円

3年

クラス

12,000円

4・5年

クラス

16,000円

6年

クラス

28,000円

文化部

部活動

12,000円

有志団体

団体

8,000円

運動部、同好会、委員会等

2.1.2. 二次予算について

今年度より、配布額を上記の通り固定することになりました。しかし、上記の配布額では不足する団体もあるでしょう。そこで、自治会の予算と同じように「一次予算」「二次予算」と二回に分けて配布することにしました。 6月頃に一次予算を配布したあと、夏休み直前(または夏休み中)に、二次予算希望調査を行います。

二次予算希望調査の内容は以下の通りです。

  • 一次予算ですでに購入したものをExcelに入力

  • これから記念祭までの期間中に購入を考えているものもExcelに入力

  • 購入したい物品の金額が、一次予算で配布した額を超える団体については、その超過分を二次予算として配布

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図 1. 配布金の仕組み

2.1.3. 配布方法

会計班から、各団体の担当の先生(担任、顧問)に配布します。配布後、先生から受け取ってください。受け取ったお金は、すぐに使用することができます。2.2 購入 の項をしっかり読み、購入する際の注意事項を必ず守ってください。

2.2. 購入

購入方法は、以下の二通りです。

  1. 買い出し
    実際にお店まで行って現金で買う。

  2. スマートスクール
    オーダーシートに購入したい物品を記入して注文し、学校に届けてもらう。

配布金での購入が認められないものは、以下のとおりです。これらの物を購入した場合はもちろん、これらがレシートに入っている場合は、そのレシート全ての支出が認められず、団体の負担となることがあります。

購入できないもの一覧

  • 記念祭後に、私物となるもの

  • 買い出し時の交通費

  • 配送料、手数料

  • 物品のレンタル代金
    ただし、六年劇のみ衣装のレンタルを許可します。検討する時点で、会計班に相談してください

  • 機械製品・電気製品
    高額であり、利用後の維持管理も困難であるため。必要なものがある場合は、総務班または会計班に相談してください。

  • 幹部から貸し出しているもの
    ペンキ・工具類は[幹部]で貸し出しを行っています。不足する場合は、総務班に連絡してください。

  • 買い物時のレジ袋等の雑貨
    原則として禁止とするが、やむを得ず購入した場合は、ごみ袋等として記念祭で有効活用してください。本来払う必要のないお金であることを認識しておいてください。

  • 3・6年の劇団体で使用する木材(例外あり)
    今回の記念祭では、『「3年・6年の劇団体」で、「ベニヤ板を立てる」という目的で使用する木材』は、記念祭幹部(体育館後夜祭班)より配布します。 (2年生は、ハンガーラックとプラスチック段ボール等を使用してください。) それ以外の用途で使う木材は、各団体で購入してください。

2.2.1. 購入に関する注意事項

注意点をまとめました。

購入に関する注意事項

  1. ポイントを付けない・記念祭後に個人の私物となるものは購入しない
    支払うためのお金は、各家庭から集めた自治会費から支出されています。購入時にポイントをつけるということは、生徒全員から集めたお金を使って、個人の利益を得るということです。このような行為はしないようにしてください。

  2. レシート(領収書)を必ず保存する
    レシートが商品を購入した証拠となるからです。レシートがない場合、購入した店舗に連絡してレシートを再発行してもらうか、その不足分を団体が負担することがになります。雨等で濡れて文字が判読できなくなった場合も同様です。(詳しくは、昨年度の事例を参照してください。)

  3. 現金で支払う
    クレジットカード、電子マネー(交通系ICカードも含む)は使用しないでください。

レシートと領収書について

レシート、領収書どちらでも構わない。しかし、領収書の場合は店舗側に書いてもらう項目が増えるので注意する。

  • 宛名が団体の正式名称である
    領収書の場合、団体名を、以下のようにしてもらう。
     桜修館中等教育学校 + 団体名
     例)3年A組 ⇒ 桜修館中等教育学校 3A
       写真部  ⇒ 桜修館中等教育学校 写真部

  • 買った店舗の名前・住所・連絡先が明記されている

  • 買った日付(年・月・日・時刻)が明記されている

  • 買ったもの(商品名、一つ当たりの値段、個数)が分かる

  • ポイントの利用や加算がない

  • 自分で訂正した箇所がない

2.2.2. スマートスクールについて

スマートスクール(以下スマスク)は、配布金で唯一利用できる通販です。基本的にスマスク以外の通販の利用は許可できません。

注意事項
  • スマスクは後払いです。スマスク代は後で回収するため、その分のお金は使わずにとっておく必要があります。

  • 購入した物品は、経営企画室前に届きます。持っていくときは、必ず自分の団体のものであるかを確認するようにしてください

  • 納品書(段ボールなどの外側に張り付けてある紙)は、必ず保存してください。精算時に必要になります。

  • 複数の団体で購入する物品を、一つのシートにまとめて提出することはできません。

スマスク使用方法
  1. 職員室、またはインターネット上にあるカタログを見て、購入したい物品を見つける

  2. 必要事項(下表参照)をオーダーシートに記入する

  3. オーダーシートを団体の担当の先生に提出し、販売店へFAXしてもらう

  4. 購入した物品が経営企画室前に届くので、自分の団体のものかどうかをしっかり確認したうえで、持っていく

  5. 納品書を、納品書添付表に張り付け、必ず保管しておく

表 5. スマスクオーダーシートの書き方
項目 書き方

荷受けご担当者

「記念祭」会計担当の年組苗字

記念祭4E佐藤

商品コード

カタログに掲載されている番号

830357

数量

購入する個数

2

発注担当者(商品ごとに記入)

使用する団体の名前 購入者苗字
クラスはそのまま
1・2年は数字
部活はカタカナ
幹部の班もカタカナ

(例)
4Eサトウ(クラス)
1サトウ(1・2年)
カガク サトウ(部活動)
ソウム サトウ(幹部の班)

2.3. 精算

記念祭で使用したお金について、会計班と各団体の会計担当が詳しく確認します。

2.3.1. 打ち込み会

レシートを見ながら、実際に購入したものをExcelのファイルに入力してもらいます。

  1. 団体の情報の入力
    まず、「団体」シートに団体の情報を入力してください。灰色のセルにすべて入力すると、赤い枠が緑色に変わります。

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図 2. 入力が完了している場合の表示
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図 3. 入力が完了していない場合の表示
  1. 購入品目の入力
    次に、「入力_買い出し」と「入力_スマスク」シートへ移動して、以下の具体的な内容を記入してください。買い出し(実際に店舗に行って購入したもの)とスマートスクールを利用して購入したものは、それぞれ別のシートに入力してください。

    • レシート番号

    • 商品名

    • 単価

    • 個数

入力が終わったら、レシート番号を昇順に並べ替えてください。(レシート番号のセルの右下のボタンをクリックし、「昇順」をクリックしてください)

以下の点に注意して入力してください

  • 記載するレシート番号は、レシート添付表に記した番号です。すべての商品に記入してください。

  • 「買い出し」と「スマートスクール利用」ともに、レシート番号は1から始めてください。

  • 小計の欄にはあらかじめ数式が入力してあります。内容を編集しないようにしてください。

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図 4. 入力シートの様子
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図 5. 「入力」シートの左上
  1. 確認

    • 「レシート番号別」シートに移動してください。シートの上部に表示されている情報に間違いがないかを確認してください。また、レシートに記載されている合計金額と、「レシート番号別」シートに記載されている金額が一致しているか確認してください。

    • 「印刷」シートに移動して、レシートに記載されている商品の商品名・単価・個数・単価×個数が一致しているか確認してください。

    • 内税と外税に注意してください。外税のレシート(レシートに書かれている商品の消費税が、まとめて書かれているもの)は、「消費税」を別で(一つの商品のように)書いてください。

  1. 印刷

    • 「印刷」シートを選択した状態で、シフトキーを押しながら「レシート番号別」シートを左クリックして、二枚のシートを選択してください。その状態で画面左上の「ファイル」⇒「印刷」から印刷をお願いします。(Excelのシート2枚を一気に印刷してください。)

  1. 「印刷」シートを開く

print sheet
図 6. まず、「印刷」シートを開いて
  1. 「Shift」キーを長押しする

  2. 「Shift」キーを長押ししたまま、「レシート番号別」シートを左クリック

sheets selected
図 7. クリックするとこんな感じ
  1. 「Shift」キーの長押しをやめる。そのあと、「ファイル」 → 「印刷」で、印刷する

file button
図 8. 画面左上の「ファイル」
  1. 先生に確認
    担当の先生に以下の項目を確認してもらってください。

確認する項目

  • 「入力者」・「配布額」の項目が正しいかどうか

  • 全てのレシートにおいて、

    • レシートに記載された合計金額が「レシート別合計金額」と等しいかどうか

    • レシートに記載された下の項目が、印刷した明細書と全く同じであるかどうか

      • 「商品名」

      • 「単価」

      • 「個数」

      • 「単価×個数」

      • 宛名が団体の正式名称である

      • 店舗の所在、連絡先が明記されている

      • ポイントを利用していたり、ポイントが加算されたりしていない

      • 自分で訂正した箇所がない

      • 購入した具体的な品目、金額の明細が分かる

  1. チェックしてもらったら、一枚目の「担当の先生による確認」の欄にサインをしてもらってください。

2.3.2. 精算会

会計班がそれぞれの団体の会計をチェックします。以下のものを持ってきてください。

  • 打ち込み会で入力・印刷した明細書(各団体の担当の先生に確認していただき、サインをもらったもの)

  • レシート添付表

  • スマートスクールの支払いのためにとっておいたお金

  • 使用せず残ったお金

2.4. (番外編)負担金

負担金とは、後期生のみ使用可能な予算で、「負担」という名前からもわかるように、記念祭で使用する物品を生徒の負担で購入することができます。この予算の使用に関して、会計班は干渉しません。配布金で購入できないものを購入するために使用できます(例えば、使用後に私物となるもの等)。

2.4.1. 利用方法

  • 配布金とは違い、細かなルールが存在しません。 団体の構成員と担当教員の同意があれば、基本的に何を買っても構いません。 ただし、破綻しないように十分注意してください。

  • お金の回収、残金の分配でもめ事が起きないようにしてください。

2.4.2. 注意事項

  • 精算時に、配布金で支出できないものを配布金で購入したことが確認された場合、その商品を含むレシートごと「負担金」から支出することになります。(団体負担)

  • 食物・模擬団体で使用する、皿や割りばし等は食物仕入金で購入することができます。負担金で購入する必要はありません。

  • 購入した物品の事後処理は、各団体にお任せします。学校への寄贈や廃棄処分など、団体の構成員全員が納得できる方法での処理をお願いします。

負担金で何かを購入する場合は、団体の構成員の同意が不可欠です。トラブルを起こさないように十分注意してください。

3. 食物仕入金について

この章について
食物・模擬団体が原材料・商品の購入に使用する「食物仕入金」について説明します。食物模擬団体は、通常の会計処理に加えて食物仕入れ金に関する処理も行う必要があります。

学年団体のみが実施できる「食物団体」と、全団体が実施できる「模擬団体」があります。食物団体は、調理室で調理を行った食品を販売し、模擬団体では購入した食品をそのまま販売します。

3.1. 食物仕入金とは

食物仕入金とは、食物・模擬団体が販売する食品の購入にあたって、自治会費から貸し出すお金のことです。お金は、配布金と同じように、担当の先生に直接お渡しします。借りた食物仕入金は、 返済の義務 があります。食品を売れ残りなく販売できるようにしましょう。また、食品の販売で得た利益は、募金します。

3.2. 会計処理の大まかな流れ

  1. 一次企画書の提出
    「この商品を販売したい」と言う希望だけではなく、仕入れが可能なのか、転売が可能なのか、単価はいくらなのか等をきちんと調べて提出してください。

  2. 企画内容の審査

  3. 二次企画書の提出
    納入方法、支払い方法も確認してください。

  4. 原価調査票の記入
    箸や紙の食器など、お客様の手元に渡るものは、「原価」に計上できます。クーラーボックスや氷等は計上できません。

  5. 食物仕入金の配布

  6. 当日
    詳しくは次項以降で説明します。

3.3. 事前準備

3.3.1. 仕入金の配布

会計班から、担当の先生へお金をお渡しします。記念祭の数日前に配布する予定です。

3.3.2. 買い出し

お金が配布された時点から商品の購入が可能となります。以下の注意事項を守ってください。

  • 代金引換(商品を受け取る時にお金を支払うこと)は禁止
    記念祭前日までにお店との交渉を行い、会計を済ませておいてください。

  • 購入時は、業者による配送によらず、自分たちで受け取りに行くようにしてください

  • 書類の保存 代金を支払って発生したレシート、証明書等の書類は必ず精算会まで保存し、レシート添付lに貼り付けて管理してください。

3.3.3. 販売個数・単価の決定

食物模擬の第一次企画書と第二次企画書に記入した情報をもとに、食品個数を決定します。売値は、以下のルールに従い、自動的に決まります。

  • 50円単位であること

  • 原価を超えていること

  • 最も安い金額であること

例えば、原価89円の商品は100円、原価149円の商品は150円、原価151円の商品は200円で販売することになります。

3.3.4. おつりの用意

食物販売時に必要になるおつりは、各団体で用意していただきます。詳しい説明は、後日お伝えします。

下の図の通りです。

  1. 一定の額のおつりを用意します。

  2. 商品が完売すると、「あらかじめ用意したおつり」と、「売り上げで得たお金」を合わせたものが、手元に残ります。

  3. そのお金から、食品の購入に使用したお金と、もともと団体が用意したおつりの分を引きます。

  4. 募金する分のお金が残ります。

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図 9. おつりについて

が不足したからと言って、途中で増やすようなことは、絶対にしないでください

完売後に行う集計では、「あらかじめ用意したお釣り」と「売り上げで得たお金」の合計金額が、予定した額であるかを確認します。

3.3.5. 食券とチェックシート

食券は各団体で作成してください。詳しい説明は後日行います。チェックシートは幹部が作成します。当日の流れは、次項で説明します。

3.4. 当日の流れ

以下の流れです。

3.4.1. 食品搬入(調理)

原則として、商品は団体の構成員が当日の朝、学校に搬入してください。ただし、食品を販売しているお店が直接配達してくれるときは、配送が可能な場合があります。他にも配送してもらいたい場合は、幹部に相談してください。 ただし、

  • 代引きは厳禁

です。

3.4.2. 販売

食品を販売するときは、ミスが起きないように注意してください。売上金が不足した場合、団体に負担していただくことになります。(利益による補填はできません)

詳しくは後日、食物模擬団体に向けて説明します

3.4.3. 集計

食品が完売したら、すぐに幹部に連絡をしてください。幹部から指示のあったタイミングで、集計作業を行う教室に来てもらいます。
半日終了ごとに売上金の確認をし、売上金を幹部が預かります。 「おつり分」も含め、すべてのお金を持ってきてください。売上に誤差があった場合も「おつり分」は毎回定額で返却します。

3.4.4. おつりの返却

二日目午後の集計が終了し、ミスが確認されなかった団体は、そのタイミングで、団体で用意したおつりを返却します。

3.4.5. 清算

  • 食物仕入金の明細書(各団体の担当の先生に確認していただき、サインをもらったもの)

  • 使用せず残ったお金

配布金のときの清算と同じことを食物仕入金でも行います。

4. 失敗した事例集

この章について
第74期記念祭で発生したミスについて説明します。同じミスをしないようにしてください。
  • クレジットカードを使用してしまい、ポイントがついてしまった。

    • カード会社に交渉してもらい、ポイントの付与を無効化してもらった。

  • ポイントを使って購入してしまった。

    • 販売者に交渉してもらい、ポイントを付加しない扱いに変更してもらった。

  • スマートスクールの納品書を保存していなかった。

    • スマートスクールの代理店に納品書を再発行してもらった。

  • 配布額を超過した上、使用不可の送料を支出していた(5000円)。

    • 団体で負担した。

  • 会員として商品を購入し、ポイントがついてしまった。

    • 返金できなかったため、団体で負担。

  • 二つの団体が同じ模造紙を購入した。片方の団体がもう一つの団体の購入した模造紙を持って行ってしまったが、納品書を剥がしたうえでどのクラスが注文したのかがわからない状態で元に戻した。これを知らないもう一つの団体は、模造紙の注文ができていないと考えてしまい、追加でもう一つ購入してしまった。

    • 誤って持って行った団体が模造紙一つを配布金から支出した。残りの模造紙を二つは、もう一つの団体の配布金に余裕があったためそちらから支出した。

  • 配布金の配布額を超えて購入してしまった。(3団体)

    • 会計班の説明が不十分だったことも原因の一つであるため、特例として超過した分のみ団体負担とした(負担金の扱い)。本来であれば、レシート単位で配布金か負担金かを決めて支出する必要がある。


1. 配布は何日か遅れる可能性があります